はじめに2026.09.30

AIで何でも書ける時代に、
Journalを書くことにした。

3LCが、Journalをはじめた理由。

窓際の机に開かれたノートとペン、コーヒーが置かれ、「AI」「BUSINESS」「CREATIVE」「JOURNAL」と書かれた本が積まれている様子

3LC(サンエルシー)株式会社の潤です。

今日は、3LCの公式サイトでJournalを始めた理由について書いてみました。

実は最初から、「会社のJournalをちゃんとやろう」と考えていたわけではありません。

最近、AIを使って仕事をしたり、新しいシステムを作ったり、マーケティングについて考えたり、会社のこれからについてAIのCEO補佐と話したりする中で、自分でも「あ、これ結構大事なこと考えてるな」と思う瞬間が増えてきました。

でも、そのほとんどは、その場で話して終わります。

次の日にはまた違う仕事をして、違うことを考えている。

それって、ちょっともったいないな。

と思ったのが、Journalを始めようと思ったきっかけです。

AIがあれば、
記事はいくらでも作れる

今はAIに、

「AIについて記事を書いて」

「マーケティングについて3,000文字で書いて」

「システム開発について初心者向けに説明して」

と頼めば、数秒でそれなりの記事が出てきます。

文章もきれいです。

タイトルも考えてくれるし、見出しも作ってくれる。SEOを意識した文章だって作れます。

少し前なら、一本の記事を書くために何時間もかかっていたことを考えると、本当にすごい時代になったと思います。

私自身、仕事でAIをかなり使っています。

だからこそ最近、

「じゃあ、わざわざ自分たちが記事を書く意味って何なんやろ?」

と思うようになりました。

検索したら出てくることを、
もう一度書いても仕方ない

例えば、「AIとは何か」という記事。

調べれば、いくらでも出てきます。

「マーケティングで大切な5つのポイント」

「業務効率化するための10の方法」

こういう情報も、AIに聞けばすぐに教えてくれます。

もちろん、こうした情報が必要な場面もあります。

でも、3LCの公式サイトでそれを大量に書いても、あまり面白くないなと思いました。

それよりも、

今日、実際に仕事をしていて何を感じたのか。

お客様との仕事で、何に気づいたのか。

システムを作ってみて、どこで失敗したのか。

AIを使ってみて、「思ってたんと違うな」と感じたことは何だったのか。

会社を経営しながら、何に迷って、何を決めたのか。

そういうことを書いた方が、3LCらしい。

そう思うようになりました。

例えば、
街で見た一枚のポスターから

つい最近も、街を歩いていて店舗のポスターを見ながら、ふと思ったことがありました。

「めちゃくちゃかっこいいな」

と思ったんです。

デザインもきれいで、写真も良い。今はAIを使えば、こういうプロっぽいデザインも本当に簡単に作れるようになりました。

でも、少し見ていると、

「で、これ何を一番言いたいんやろ?」

と思った。

そこから、

「誰でもきれいなデザインを作れるようになったら、逆に何が重要になるんやろ?」

と考え始めました。

たぶん、コンセプトなんじゃないか。

でもコンセプトだってAIは作れる。

じゃあ、その前にある「なんか違う」と気づく力の方が大事になるのかもしれない。

そんなことをAIと話しているうちに、一つの記事になりました。

最初から「今日はAI時代のデザイン論について記事を書こう」と思っていたわけではありません。

ただ、街で一枚のポスターを見て感じた、小さな違和感から始まった。

こういうものを残していきたいと思っています。

Journalは、
「正解を書く場所」じゃなくてもいい

私がJournalという言葉を気に入った理由も、ここにあります。

ブログでも、コラムでもいいのかもしれません。

でも私の中では、Journalという言葉には、

そのとき自分が何を見て、何を感じて、何を考えたのかを残していく

という感覚があります。

だから、ここに書いてあることが全部「正解」である必要もないと思っています。

今はこう思っている。

でも一年後には、

「全然違ったな」

となっているかもしれない。

AIなんて特にそうです。

今すごいと思っている技術が、半年後には当たり前になっているかもしれません。

今の仕事のやり方も、来年にはまったく違っているかもしれない。

それでもいい。

むしろ、

そのとき何を考えていたのかを残しておくこと自体に意味がある。

私はそう思っています。

AIに書いてもらう。
でも、AIに考えてもらうだけにはしない

ちなみに、このJournalを書くときにもAIを使っています。

文章を整理してもらいます。

「この考え方、おかしくない?」と壁打ちもします。

自分では気づかなかった視点を出してもらうこともあります。

私はAIを使っていることを隠すつもりはありません。

むしろ3LCは、AIをかなり使う会社です。

ただ、一つだけ決めていることがあります。

記事の出発点は、自分の体験や気づきにする。

ということです。

何もないところから、

「今日の記事を一本作って」

とAIに書かせるのではなく、

「今日こんなことがあって、私はこう感じた」

から始める。

そこからAIと話す。

「なんでそう思ったんやろ?」

「これって、別の仕事にも言えるんちゃう?」

「じゃあ3LCとしては、どう考える?」

と掘っていく。

私が気づいたことを、AIと一緒に言葉にしていく。

今のところ、3LC JOURNALはそんな作り方が一番しっくりきています。

AI時代こそ、
Journalなのかもしれない

今日、このJournalについて話していて、

「AI時代こそ、Journalかもね」

という話になりました。

自分でも、これは結構しっくりきました。

AIによって、情報を作ること自体はどんどん簡単になります。

正しい情報。

分かりやすい文章。

きれいなデザイン。

それっぽい意見。

そういうものは、これからもっと大量に作られると思います。

だからこそ、

「誰が、何を経験して、そこから何を考えたのか」

ということの価値は、逆に上がるんじゃないかと思っています。

AIについての記事なら、AI自身がいくらでも書ける。

でも、

「今日、実際にAIを仕事で使っていて、こんなことに困った」

という体験は、その人のものです。

システム開発についての知識はAIに聞けば分かる。

でも、

「実際に自分の会社でシステムを作ったら、こんな失敗をした」

という経験は、その会社のものです。

3LC JOURNALでは、そういうものを残していきたい。

会社の「考えてきたこと」を残したい

会社の記録というと、売上や利益、社員数、制作実績などが残ります。

もちろん、それも大切です。

でも会社をやっていると、その数字の間にものすごくたくさんの判断があります。

なぜ、この仕事を始めたのか。

なぜ、これはやめたのか。

なぜ、一人+AIチームという会社にしようと思ったのか。

なぜ、自分でやる仕事を減らそうとしているのか。

なぜ、システムを作る前に「本当に必要?」と考えるのか。

そういうものは、意識して残さないと消えていきます。

何年か経ってJournalを読み返したとき、

「2026年の自分、こんなこと考えてたんや」

と思えるのも、ちょっと面白い。

そして、初めて3LCを知った人が何本か読んだとき、

「この会社、こういう考え方で仕事してるんや」

と分かってもらえたら、それが一番いいと思っています。

3LCが、何を考えている会社なのか。

このJournalでは、きれいな正解だけを書くつもりはありません。

うまくいったことも書く。

失敗したことも書く。

今考えていることも書く。

途中で考えが変わったら、それも書く。

AI、システム開発、マーケティング、新しい事業、そして一人で会社を経営するということ。

3LCが実際にやっていることの中から生まれた気づきを、少しずつ残していきます。

AIで何でも書ける時代だからこそ、自分が本当に考えたことを残す。

3LC JOURNALを、そんな場所にしていきたいと思っています。

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